合格するためには?

学力はどれくらい必要?

高認は、多くのひとたちに進学や就職のチャンスを与えて、将来社会で活躍できる人たちを増やす目的で実施されている試験ですので、 合格者数などの上限はなく、試験問題の難易度は基礎学力を判定するレベルの試験です。 高認の合格率は40%前後のため、難易度が高いイメージですが、出題内容よりも試験科目の数と出題範囲が広いところです。

合格ラインは

出題形式は4つの回答の中から正解を選ぶマークシート形式で、合格点は科目ごとに100点満点中40点以上。 大学入学を視野に入れている方はセンター試験を受ける方も多いと思います。センター試験の難易度と比較すると、相当にやさしい問題と言えるでしょう。 試験の科目は全部で8科目です。8科目すべてに合格することで、「高認」の合格者になることができますが、 一度の試験で全ての科目に合格しなくても大丈夫です。合格した科目については次の試験からは免除になります。 試験は年に2回実施されるので、受験する科目を2回に分けることや別の年に受験することも可能です。

勉強方法は?

高認は、科目ごとの出題形式やレベルが、ほとんど変わらないので、過去問で勉強することにより、難易度もわかり、 自分の合格の可能性を把握することで、どれだけ勉強すればよいかもわかります。 そして、高認は受験科目が多くすべての科目をしっかりと勉強していこうとするのは大変なので、 難しいと感じた科目は、その科目を優先して基礎から勉強するとよいでしょう。 高認の問題集・過去問題集・参考書はたくさん出ていますが、どんなものを購入していいかわからない方も多いと思います。 選ぶ基準としては、過去の試験の頻出度がわかり、高認試験専用のもの。 詳しい解説以外にもイラストで説明してあり、図や写真などがたくさん使われているものがお勧めです。